女性ホルモンには、膣粘膜を柔軟に保ち、セックスをスムーズに心地よくできるように粘液を増やしてくれる働きがあります。
しかし、女性ホルモンの分泌が減少すると膣が乾燥して柔軟性がなくなり様々なトラブルが起こってきます。
実際 膣の乾燥によりご主人様とのセックスが苦痛でそれが悩みでうつ状態になる方もいらっしゃるほど 誰にも相談できず悩んでいる人が多いのが実情。
性交痛を我慢してご主人との関係を続けていくことは、危険。不正出血などがある場合は、専門医の受診も考えなければいけません。
膣内の乾燥は自浄作用が衰え、細菌感染しやすくなり、痒みや膣炎を起こしながらも病院に行けず 悪化させてしまう場合もあります。
セラピストは、このようにデリケートな問題についてもシェアできるようお客様との信頼関係を築くことも必要です。
又、膣だけでなく女性ホルモンの分泌が低下することで尿道の粘膜が鬱くなって最近が侵入しやすく 膀胱炎を繰り返してしまう人も多いのが更年期。
膀胱炎は、清潔第1位を心掛けて尿意を我慢しないことが大切。排尿痛が出ている場合は、内科で尿検査を受け、早期に治療することも必要です。
同じ膀胱炎でも細菌が検出されないタイプの膀胱炎もありますから、繰り返し膀胱炎の症状が出ながらも膀胱炎ではありませんと言われてしまう時は、間質性膀胱炎など違うタイプの膀胱炎の場合もありますので専門医の受診も視野に入れてアドバイスができるように正しくこの症状についてセラピストとして理解しておくことが大切です。
泌尿器の受診は、抵抗がある方も多いので女性外来で泌尿器の受診が可能なところなどを紹介できるよう情報を集めておくことなど
デリケートゾーンのお悩みは、更年期に急増しますし、更年期に特化したサロンとしての強みにもなりますので正しく知識の習得が必要です。
2019年09月08日 23:43